ごあいさつ

NEDO生活支援ロボット実用化プロジェクト
プロジェクトリーダー 比留川 博久

我が国では、少子高齢化が急速に進展しており、このままでは我が国の社会を支える人材が不足することが懸念されています。ロボット技術は産業分野のみならず、介護・福祉、家事、安全・安心等の生活分野においても、社会的課題の解決策としての活用が期待されており、家庭や公共空間において、生活支援ロボットの活用により、生活の質や利便性向上が可能となります。不特定多数の人が関与したり、条件や状況が変化する使用環境下で稼働する生 活支援ロボットは、まだ対人安全性技術等が未整備で残留リスクの高いものが多く、民間独自の取組のみでは、本格的な産業化が期待できないため、安全に関する認証機関・試験機関、安全基準に関する国際標準等を整備することが必要です。生活支援ロボット安全検証センターは、NEDOの生活支援ロボット実用化プロジェクトの拠点であり、機械・電気・機能安全に関する各種試験等の活動を行います。当安全検証センターは、(1) 走行試験関連エリア、(2) 対人試験関連エリア、(3)強度試験関連エリア、(4)EMC 試験関連エリアから構成されます。現在、生活支援ロボット実用化プロジェクトでは、移動作業型(操縦が中心)、移動作業型(自律が中心)、人間装着(密着)型、搭乗型の4タイプのロボットを対象に、安全性検証手法に関する研究開発を実施していますが、将来国内外の様々なタイプのロボットが当安全検証センターを通じて世の中に出て行くことを期待しています。

(2010/12/27)